2005年09月30日
ブランドコピー品事情
広州には「カラー生活」という高校生、大学生向け
の週刊タブロイド誌がある。中身はファッション、
グルメ、デジタルグッズなどで、まあ広州版東京
ウオーカーといってもよいだろう。
この「カラー生活」の中に面白い連載記事がある。
「ブランドコピー品と本物比較」
シューズやバックなど、本物とコピー品はどこが違う
か、拡大写真入りで詳細に比較する記事だ。
中国はコピー天国として有名だが、特に広州は高級
ファッションブランドのコピー品が溢れている。
広州周辺の「珠江デルタ」と呼ばれる地帯に、世界の
有名ブランドの工場が集中しているせいだ。
街行く人もかなりの確率でこれらブランドのコピー
の洋服やバッグを身に着けている。
さて、「カラー生活」になぜ本物、偽物の見分け方
記事が連載されているのか初めよくわからなかった。
高校、大学生が本物を買いに行くわけがないので、
「本物を買ったつもりで大金をはたいたのに
うっかりニセモノをつかまされた!」
というような目に遭う危険もないからだ。
が、最近ある中国人の友人に広州のニセブランド
事情について聞いてやっと理解できた。
一口にコピー品といっても実は厳密にランク分けされて
いる。以下はバッグの場合。
超A貨: 正規品と同じ素材を用い、同じ工場で作られた商品。
つまり流通ルートが正規でないだけで品質は本物と
同じ。価格は正規品の4-5分の1
A貨 ; 本物と並べて見てもほとんど違いがない、大変
精巧なコピー品。価格は数百元(1元=約15元)
B貨: 良く見ると、素材や作りがやや粗雑なコピー品。
普通に使用する分にはまったく問題ない。
価格は100元から200元くらい(高級なローカル
ブランドや香港のカジュアルブランドのバッグを
買うのと同じかやや安い)
C貨; デザインだけを真似たガラクタ。3日でファスナーが
壊れたりする。道端でもよく売っている。
QC貨:ごくわずかな傷のためにブランドが工場に返品
した品。素人目にはどこに問題があるのか見分け
がつかない。
つまり、「カラー生活」の読者が買うのはおそらく
B貨あたりなのだが、B貨のなかでもより本物に近い、
よくできたB貨を選び出す目を養うための特集なのだ。
この話をしてくれた友人は、日本のスーパーのバイ
ヤーや、ブティックの店主が広州で買い付けをする際
の通訳の仕事を時々している。
彼らが有名ブランドの工場に行って、
「横流ししてよ」
というと大抵OKになるんだそうだ。
ライセンス契約もなにもあったものではない。
(それにしても、これら横流し品を一体どうやって
日本に持ち込んでいるのだろうか?)
さて、こうしたコピーブランド品の値段設定を観察
すると大変興味深い。
小売価格と原価が(多分)正比例しているのだ。
正規店で買うと、エルメスやプラダなどのブランドは
ごくシンプルなデザインの布のトートバッグやナイロン
のリュックでも大変高価だ。
言うまでもなく、価格は原価ではなくマーケティング戦略
や、(消費者が思う)ブランド価値によって決まるためだ。

が、広州のコピーブランド品の価格は原価で
決まってくるので、エルメスのガーデン
パーティー(布製バッグ、日本定価21万円
強!)がA貨でも2,3百元で手に入る。
逆に日本でもっと安価なブランド(COACHとか)
でも皮製ならこれより高価になる。
もっとも、”原価と販売価格は一般にあまり関連がない”、
というのはメーカー関係にお勤めの方なら皆さん百も
御承知なのでしょうが...
たまに日本の雑誌が読みたくなって、知り合いに頼んで
「JJ」なんかを買ってきてもらったりするのだが、
有名ブランドのバッグを
「○十万円で買いました!」
などとコメントしてる女子大生やOLが大勢載っている。
これって広州で売られているコピー品と同じ工場で
生産されたのかもなあ...などと思うとなんか、
狐につままれたような気になる管理人でした。
日本の量販店なんかで売ってるブランド品もこういう
ルートで出回ったものなのでしょうか?
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2005年09月27日
中国キャリアOLの私生活
決して美人ではないのにタカビーでモテモテのアウェイ
は某日系企業でマーケティングを担当している。
彼女は男性に対してはタカビーなのだが、女同士では
気さくで私と歳も近いこともあり、気のおけないいい
友達だ。
さて、アウェイは私が知っている中国人の中で最も仕事
が忙しい人の一人で、1ヶ月のうち半分が国内外の出張。
広州にいるときも休日出勤は日常茶飯事。
なにしろ忙しいので普段の食事は全て外食、家も会社
まで徒歩5分のところ(街の中心部なので家賃はとても
高いのだが)にアパートを借りている。
昨日の日曜、彼女の家で昼食を食べる約束をしていたの
だが、昼前に携帯に電話しても誰も出ない。
どうしたんだろう??
もう一度かけてやっと
「もしもし〜〜」
と明らかに寝起きの声が。
「ごめん。昨日の夜帰ってきてソファで横になったら
そのまま寝てた。晩御飯に変更してもいい?」
なにしろ先週の木曜に2週間のマレーシア出張から
帰ってきたばかりなのだ。よっぽど疲れているんだろう。
夕方6時に彼女の自宅前で待ちあわせて、近くの市場
へ食材の買出しに行くことにする。
聞くと前日は休みだったのだが、夕方までデートして、
夜はフィットネスクラブで2時間エクササイズして、
帰ってきたらバタンキューだったとか。
「最近、朝目が覚めても体が動かなくて起き上がれない
ことがあるんだよね」
そりゃ疲労がたまりすぎ。フィットネスクラブに行く
より寝たほうがずっといいって。
さて、首尾よく買い出しも終わり、二人で作ったメニューは;
・鶏手羽先の炒め煮
・うりと豆腐のスープ
・にがうりと卵の炒め物
・にんにくの芽と木耳の炒め物
・ほうれん草のおひたし
・緑豆のおかゆ
....すごい量だ。二人で食べきれるとは到底思えない。
まあ、残った分は冷蔵庫に入れて明日食べればいいか。
と、
ワイワイ休日の晩御飯をスタート。
ペチャクチャペチャクヂャ...
あ〜だこ〜だ...
何とかかんとか.....
あ〜幸せ.....
オヤ?
........
.......
.......
いつの間にか完食!
この後、リビングでわざとらしい不倫ドラマを二人で
突っ込みながら見る。
するとアウェイがおもむろに自分の部屋から大きな
輪っかを持ち出してきた。
おお、それは! 昔懐かしい.....


フラ
フープ!
「いつもTVを見るときはこれやってるんだ。
今日は食べ過ぎたから頑張らないと」
と、ものすごく慣れた様子で回し始めた。
フラフープやりつつ、ドラマに突っ込みを入れるのも
忘れない。
「この主人公バカだよね〜。男の浮気癖は死ぬまで
治らないって〜」
そんな、
難しい顔で腕組みをして
フラフープ回しながら
言われても...
ドラマよりアンタの方がよっぽど面白いよ!!
食後にTVを見るときくらいはのんびりした方がいいんじゃ...??
2005年09月24日
中国人が見た「失われた10年」
先日、夜中にシンセンから広州まで長距離
タクシーで移動した。
本当はバスに乗って帰るつもりでシンセン駅まで
行ったのだが、最終便に乗り遅れてしまったのだ。
あきらめてホテルに泊まるか....と思っていた
ところ、長距離タクシーを捜しているらしい、
身なり怪しからぬおじさんを見つけた。聞くと
広州へ帰るところだという。自宅も近いことが
わかり、相乗りすることにした。
(注:シンセンの長距離タクシーは黒社会
(ヤクザ)が仕切っているとか。危ない目に
あったという話は聞いたことがないが、安易に
利用しない方がいいのは言うまでもない)
このおじさん、客引きに来た長距離タクシー相手に
値切りに値切って180元(約2500円)で我々2人の
自宅まで行ってもらうということで落ち着いた。
2人で割ってひとりあたりたったの90元。
バスや電車を利用するのとさして変わらない。
タクシーに乗り込み、聞いてみるとおじさんは
偶然にも仕事で日本に1ヶ月ほど滞在し、香港
経由で帰ってきたところだという。
自動車部品を買い付ける仕事をしていて、80年代
半ばから日本や欧米を行き来しているそうだ。
「最初に日本に行ったときは驚いたね〜。どこも
かしこもピカピカで、テレビや映画で見るよりも
ずっとすごかった。夢みたいだったよ。」
中国は改革開放政策が始まったばかり。グレー一色の
町並みに人民服の人々が歩いていたころだから、
日本の光景は彼の想像をはるかに超えていただろう。
「なんだか日本全体が活力に溢れている感じで、
日本語ができない自分が商談に行っても、どの会社も
真剣に話を聞いてくれたんだ。皆が未知のチャンス
に前向きだった。
だけど最近は違うね。新しい取引先なんて開拓
できない。危険な橋を渡りたがらないんだ。」
「そうなんですか」
「例えばちょっと別の例だけどね、日本で携帯電話
がないと不便だから買うことにしたんだ。そしたら
日本に住所がないと買えないっていうんだよ」
「犯罪を防止するためですかねえ。レンタルもあり
ますよ」
「レンタルは割高だし、第一、日本に行くたびに
番号がちがうと、取引先の人が不便だろ?パック
料金1年分を現金で前払いする、って言ってもノー
なんだよ! ごくわずかな危険を恐れるばかりに
絶対ビジネスチャンスを失ってるよ。
....最近日本に行くたびに思うんだけど、景気が
悪いとはいっても街に行き倒れてる人がいるわけ
でもないし、税収が足りないというわりに道路
だってキレイに舗装されてる。」
「それは表面的なものですよ。国の借金はすごい
んだから」
「それにしてもね、日本全体が必要以上に自信を
失ってる気がするよ。僕は日本語は話せないから
あくまでも雰囲気で感じるだけだけど」
確かに、私自身もたまに日本に帰って驚くのは、
日本のテレビや雑誌が暗いニュースばかりだと
いうことだ。
気分が悪くなるので、日本に帰るとバラエティ
番組しか見ない。
(話がそれるが、TVとインターネットの統合、と
いう言葉を聞くようになって久しいわりに全然
インターネットでテレビが見られるようにならない。
有料でもいいから日本の民放の番組をネット配信
したら見たい人は多いと思うのだが)
実際に景気の悪い話は多いのだろうが、「年収
300万円時代」とか大騒ぎで取り上げられると、
これから社会にでる若者までどんよりしてしまい
そうだ。
客観的に見れば日本の方が中国より条件がいい点
はいくらでもある。道路や発電所などの産業に
必要なインフラが整い、ほぼ全国民が読み書きと
掛け算の九九ができるというのはすごいことだ。
にもかかわらずあきらかに日本の方が元気がない。
中国と違って、既に社会が成熟している分、経済
成長率が横ばい、またはマイナスになっているのは
事実だが、それを悲観的に捕らえるか、「社会が
成熟した」と捕らえるかで気分は大きく違うのでは
ないだろうか。
中国のメディアは基本的に政府が「国民に
こういう風に思わせたい」ということしか
報道しないので問題は大きい。
だが、日本のメディアも必要以上に不安を煽り立
てている点で同様に問題は多いな、と広州に来て
から改めて思うようになった。
ちなみに日本のTV番組のインターネット配信が実現
たら管理人は「行列のできる法律相談所」と
「探偵!ナイトスクープ」が切に見たいです
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2005年09月23日
中国のオタク
日本は空前のオタクブームだとか。
が、実はここ広州にもブームの波は
押し寄せている(ドドーン!)
シャオフーがある時言い出した。
「イラストレーターやってる友達が展示販売会を
するんだけど、一緒に見に行く?」
「へえ、個展を開くほどすごいイラストレーター
なんだ」
「いや、大きな会場でブースを一つ借りるだけ。
他のブースは自分で描いた漫画とか、あとは
日本の古い漫画を売ってるブースもあるよ。
コスプレー(彼が発音した通り)もあるんだって。
そ、それはひょっとして...
.....
.....
コミケでは.....
数日後の日曜。我々は地下鉄にのって会場に
向かった。
途中、地下鉄内にコスプレをした少年少女が
たくさん!
私は日本にいたころ数年間お台場に通勤してて、
ビックサイトのコミケに行くコスプレした人々を
毎年目撃していたのだが、あのレベルにまさる
とも劣らない、凝りに凝った衣装とメイク!
会場は地下鉄駅直結のビルの2フロアを借り
切っていて、面積は相当あるのだがそれでも
大混雑。
驚いたことに入場チケットは100元もする。
来場者のメインは高校、大学生なのだが、
彼らの1ヶ月のおこづかいに相当するのでは?
という値段だ。が、この高価なチケットが
飛ぶように売れていく。
会場には確かにロリコンぽい漫画や、日本の
古い漫画の中国翻訳本がぎっしりならんで
いて黒山の人だかり。
ちなみにこの大規模なコミケは半年に
1回開催されているとか。
いやはや。
そしてもう一人。
ハイインのルームメイトの一人もオタクだ。
彼の場合はコミケにいったり、コスプレしたりは
していないが、会社に行く以外のほぼ全ての時間、
ネットからダウンロードしたアニメ(少女物
ではなく、メカ物であるのが救い)を見ている。
正確にいうとテレビを見たり、SF系の映画を見て
いるときもあるようなので、オタクというよりは
引きこもりに近いかも知れない。
土日も一歩も外に出ないそうだ。
彼は性格は良く、こちらから話しかければいろいろ
話もするし、仕事(プログラマ)もできるらしいし、
見た目も悪くない。
引きこもり以外には特に欠点はないのだが、
なにしろ自宅と会社の往復しかしないのだから
彼女を見つけるのは無理というもの。
(<大きなお世話)
ん、まてよ。
中国に2次元の女の子しか好きになれない
男の子が増えてきて、彼らが結婚しないとなると、
これは人口抑制につながるのでは....
ひょっとして、大自然のメカニズムで人口が増え
すぎたところにはオタクが増えるというように
なっているのでは.....
そうすると、日本のODAでビルや道路を作ったり
するよりは日本のアニメDVDを無償援助する
ほうが中国政府に感謝されたりして....
と、しょうもないことを考えてみたりしたのでした。
ここまで書いてふと中国Googleで「電車男×ダウンロード」
で検索したら出るわ出るわ。もちろん中国語字幕つき。
某サービスでは既に電車男ダウンロードサイトへの
アクセスが23万を超えてました....
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2005年09月20日
土産物屋バトル
前回の記事で思い出したのだが、昨年行った福建
旅行は日本から遊びにきてくれた学生時代の友人
と二人で行ったのだが、彼女と行く旅行はなぜか
いつもトホホな事件がおこる....
1週間の旅の最後に武夷山に行った時のこと。
武夷山の筏下り。
ディズニーランドの
ジャングルクルーズの
如く、船頭さんの
トークが楽しい。
武夷山に到着し、現地で2泊3日のツアーに参加した。
ガイドは30歳くらいの女性で、中国語しか話せない
のだが、まさに”ガイドのプロ”と呼びたくなる
ような、痒いところに手がとどくガイドぶり。
ツアーが終了して空港に向かう途中の車の中、この
ガイドさんが切り出した。
「え〜皆様もご存知のことと思いますが、このツアーの
価格は大変おトクに設定されておりまして、そのため
1箇所だけ土産物屋に寄らせていただきます。
恐れ入りますが、ご理解願います。」
彼女が大変申し訳なさそうに言ったこともあり、車に
乗っていた一同6人は皆納得。
「ヒスイ工場なんですが、もちろん買っても買わなく
てもOKです。ここではまず、皆さんを応接室に通して
お茶を出し、その際皆さんの出身地を聞いて、同郷の
売り子をアテンドさせて買わせようとします。」
なるほど、中国らしい商法だ
「広い店内で皆様がバラバラになりますと、飛行機
の時間に間に合わない可能性があります。ですので、
全員広西省から来たことにしてください。今日は
広西省出身の売り子が非番の日ですから。」
売り子の出勤ローテーションまで調べてあるとは
素晴らしい。
ツアーを通じてすっかり仲良くなっていた我々は
万全のチームワークで土産物屋の押し売り攻撃に
挑もうと準備万端。
そうこうしているうちにバスはヒスイ工場に到着。
ガイドさんが言ったとおり、まず応接室に通され、
お茶が振舞われる。ガイドは一緒に入れない規定
になっているのか、外で待っている。
40歳くらいのマネージャー氏がでてきて、にこやかに
挨拶し、名刺を配ったあと、
「ところで皆様お国はどちらで?」
来た来た!
我々の中に、本当に広西省出身の女性が一人いて、
彼女が打ち合わせ通り答えた。
「皆、広西省から来たんです」
するとマネージャー氏、
「おお!私もですよ!!」
......
......
ま、まずい。。。
広西省出身の売り子は休みだったのだろうが、
さすがにガイドさんもマネージャーがどこの
出身かまでは気が廻っていなかったのだろう。
広西省は広東省の隣で同じく広東語圏であるため、
会話はここから広東語に!!
6人中広東語ができるのは3名。私と友人は広西人
どころか中国人ですらない。
私は一体何が起こっているのか、チンプン
カンプンの友人に状況を小声で説明し、
そのまま二人で話を続ける振りをして
マネージャー氏を完全無視!
もうひとり、広東語のできない湖北人のおじさんも
湯のみに目を落とし、ひたすら沈黙。
マネージャー氏はそれでも時々、我々3人に
話を振ってくるのだが、広東語スピーカー3人が
間髪入れずカバー。
非常に気まずい約10分が過ぎて、我々はやっとショー
ルームの方に通されたのだった....
普段広州に暮らしてると見えない、中国の田舎(ドア
のないトイレとか...)が体験できて貴重な旅行でした。
2005年09月17日
Mr.Moonlight
明日は中秋の名月(中国では中秋節という)だ。
中国では中秋節は1年のうちでも特に大きい
お祭りで、この日は会社も休みだったり、半日
出勤だったりする。
伝統的にはもちろん家族で過ごすのだが、最近の
若者は実家を離れて都会で働いていたりするので、
友達や恋人と過ごす人も多い。
昨夜、かなり久しぶりにQQ(中国のチャット)を
したら、昨年のGWに福建省を旅行したときに知り
合ったリョウ君がオンラインだった。
知り合ったときは大学生だった彼だが、今は福建省
の省都、福州の役所で働いている。
NINI 「中秋の名月は?家族と過ごすの?」
リョウ君「そう、彼女の実家が遠くて帰れないから彼女も
一緒に。この機会に両親に紹介しようと思って」
NINI 「お〜、楽しみだね〜」
R君 「でもさ、実は去年の中秋節は悲惨だったんだよ。
前の彼女を両親に紹介するつもりだったのに、
直前でフラれちゃってさ」
NINI 「なんで?」
R君 「彼女は短大に行ってたから、僕より1年先に卒業
して、遠くにある実家の方で就職したんだ。
引きとめたんだけど、『将来のことを考えるほど
には、あなたのことは好きじゃない』って言われ
ちゃった。」
アイタタタタ......
R君 「元々僕から告白して、最初断わられたんだけど
『試してみるだけでもいいから!』
って粘って付き合い出したんだよね。だから
彼女にしてみれば『試してみたけど、やっぱり
ダメだった』っていうことなんだろうけど。」
NINI 「........」
R君 「でも本当に彼女のこと好きだったんだ!
フラれた後は彼女のことすごく恨んだよ。
だって、つきあっていた1年の間は一緒に
いて本当に楽しかったんだ。だけど、
僕もまだ学生で彼女に何の約束もできないし
.....あの時は本当におちこんだよ。
でもね、後から共通の友達に彼女も傷つい
てて、実家に帰ってからもずっと、何かに
つけて僕のことを話題にしてる、って聞いた
んだ」
NINI 「うん、元カノも絶対傷ついたと思うよ」
R君 「今の彼女は同じ大学の卒業生で、一緒に
いてとてもラクなんだ。
なのに今でも元カノのことを思い出すと
いうのは...これってひょっとして....」
NINI 「 ? 」
R君 「僕は浮気者じゃないよ(笑)NINIが中秋節
の話題を持ち出したから、ちょっと思い出
しただけ。」
NINI 「ハハ。分かってるよ。みんな同じだって。
最初の恋人とか、一番好きだった相手と
うまく行く人なんかめったにいないよ」
R君 「そうかもしれないね。だけど、努力して
感情を育てることはできるし、それでも十分
幸せになりうるんだ。もしかしたらベストの
幸せではないにしても」
NINI 「......」
R君 「二人の人間が一緒にいて、お互いに惜しみなく
与え合い、相手を大事にすることを忘れなけれ
ば、きっとハッピーになれると思うんだ」
管理人の翻訳能力が低くて、R君の言葉の深さがイマイチ
うまく訳せないのですが、何かすごく感動した週末の夜
なのでした。
本日もブログを読んでくださった方々へ...
中秋快楽!
2005年09月15日
検索キーワード分析
ライブドアの無料版から有料版のlivedoor bizへ、
ブログの引越しをして1ヶ月あまりが経った。
引越しの目的の一つである検索エンジン対策だが、
これが意外にもすごい効果。
引越し前は大体Yahooから1日1人、Googleからは2日に
1人、その他各種検索エンジンから1日1人と合計で
1日2-3人くらいしかいなかった検索エンジンからの
訪問者が、引越し後は毎日20人から多い時で30人
くらいまで増えた。
(アドバイスいただいた楼主さま、ありがとう
ございます)
が、問題は検索エンジンから訪問いただいた方が、
当ブログを見て満足したとはとても思えないことだ。
これは当ブログの内容が偏っていることも原因だが、
検索エンジンを使っての検索には限界があることが
よく分かる。
本日はこれら検索キーワードのご紹介、及び必要に
応じて追加説明をしようと思う。
1. 「広州+飲茶」、「広州+おしゃれ+レストラン」
こういうのは他のHPやブログでも情報があるかなと
思ったこともあって今まで書いてなかったのだが
せっかく検索してくださった方に申し訳ないので、
この機会に管理人おすすめの店、2店をご紹介。
● 飲茶
「幸運楼」
(泰康路111号(海珠広場裏)tel 020-83220800)
古くからの有名店。安くて美味しく、いつも広州
庶民で一杯。
席数が多いので並ぶことが少ないのもお勧めの理由。
● おしゃれレストラン
いろいろあるが、味が良くて中国らしい店として
お勧めは「唐荔園」(荔湾区黄沙大道如意坊路口
荔湾湖公園内 tel 020-81818002)
場所はやや辺鄙だが有名店なのでタクシーの運転手
に店名を告げればOK.
庭園の池に浮かぶ小船の席が雰囲気最高
(席料 80元/人、ただし、サービスが遅いのが難点)
2. 「中国(人)+不倫」「中国(人)+恋愛」
意外によく検索されるキーワード。中国で小姐と
不倫している人が他人の体験談を検索しているの
だろうか???
「中国人の恋愛(不倫)事情」を読んで
「中国人とのW不倫はやめておこう」と思い、
「中国ネット恋愛事情」を読んで、天河城入り口で
メル友と待ち合わせをしてみた方、いるわけないか。
3. 「老人の楽しみ」(Google, Yahoo共に1ページ目でヒット)
どういう目的で検索されたのか不明だが、検索した人が
「中国老人の楽しみ」を読んで、「そうか、毛沢東
語録でも読んでみるか」と思ったとは思えない....
4. 「広州+爪楊枝」 (Yahooにトップでヒット)
むむむ。これは恐らく当ブログを狙って検索したのでは...
友達か誰かから、「昨日ネットサーフィンしてたら
すごいバカなやつがいてさあ、爪楊枝が足に刺さって
病院に行ったんだって。笑えるから読んでみたら?」
とか言われて検索したのだろうか(泣)
5. 「運送屋+トラック+料金+引越し」
検索キーワードはすごくまとも。何を求めて検索
したかも明快。 なのに恐ろしいほど的外れな
検索になってしまった代表例。
「渋滞の原因」をヒットして、広州では引越しに
リヤカーを使うと30元だが、自分も命がけで一緒に
乗って行かなければならない、などと知っても
何の役にも立たなかったことでしょう。
ご愁傷様です。
6. 「テイクアウト弁当+京都市内」(Google 1ページ目でヒット)
これも検索の目的は非常に明快。なのに
「京大留学生の苦悩」「忘れえぬ光景」
をヒットしてしまった方、どこに京都市内の
弁当屋情報があるのか分からず、お弁当を買い
にいく前にお腹が空いてしまったことでしょう。
ランチのひと時に京大留学生T君の笑える
日本生活が楽しい話題となれば幸いです。
さて、爆笑検索キーワードナンバーワンは;
7. 「太った男性が好き」(Google 1ページ目、
Yahoo2ページ目でヒット)
検索したのがどんな人かは大体想像がつくが....
「中国でモテる方法-男性編」を読んで
「ああ、中国に生まれていればデブでもモテたのに」
とか思っておられるのだろうか?
そして最後に、圧倒的に検索数の多いキーワードがこれ;
8. 「広州 + 風俗(or 売春 or 小姐 or 床屋)」
「私は一匹の売春婦です」を読んで何を思われただろうか?
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いらした方、これも何かのご縁です(笑)
これからも当ブログをよろしくお願いいたします。
2005年09月13日
中国のマニフェスト
今日は中国の選挙について。
「え、中国に選挙なんてあるの?」
と思った人、あるんだな、これが。
もちろん中央の政治家は選挙で選ばれるわけ
ではないが、町内会レベルだと選挙で役員を
決めているようだ。
(ただし、私の知っている範囲でいうと立候補
ではなく、なんらかのプロセスで選ばれた
候補者を承認するだけの、言ってみれば出来
レース)
中学・高校の生徒会や大学の学生会役員も
投票で民主的に選ばれる。
知人の趙さんは広東省内のある大学で数年前に
学生会代表をしていたのだが、彼の選挙時の
公約(?)が、「学内の普通話化」だった。
以前にも書いたが、広州で日常的に話されて
いる言葉は広東語で、中国の共通語である
普通話は得意ではない人が多い。
広東人は、高校までは地元の友達同士で
過ごすため、普通話を話す機会があまりなく、
大学に入り、他の土地から来た学生と話す
ようになって初めて日常的に普通話を使うよう
になる。逆に言うと、若い人でも大学に
行っていないと普通話がヘタな場合が多い。
それでもやはり、大学内で仲良くなるのは
言葉が共通の同郷の学生が多いようだ。
(言葉の他に生活習慣等が共通している
ことも大きいのだろう)
趙さんが大学に入学したとき、授業はすべて
普通話が使われていたものの、休み時間や
放課後は同じ地方から来た者同士のグループで
固まってしまい、グループ間の交流が全然
なかった。
なんと、同じ広東語圏の中でもさらにいくつか
の方言に分かれ、慣れないと互いに通じない
くらいに違いが大きいのだそうだ。
趙さんは「せっかくいろんな地方からやって
きた者同士が友達になる機会なのに、これでは
なんとも勿体ない」と残念に思っていた。
そこで、
「授業の時以外も学内では普通話を使おう」
というマニフェストを掲げて学生会長に立候補、
見事当選。
実は彼も内心”完全普通語化は無理なのでは...”
とあまり自信がなかったのだそうだ。
だが、同じことを考えていた学生が多かったのか、
普通語化は意外なほどにスムーズに進み、数年
経った今でもその大学の学内では普通語が日常に
使われている。
先日、同窓会に出席した趙さんはかつてのクラス
メイトに、
「あのとき、普通話化改革がなかったらこうして
友達になっていなかったかもしれないね」
と感謝されたとか。
スムーズに実行され、後々まで皆に感謝される改革
ってあるんだなあ、と思ったら→人気ブログランキングへ
2005年09月09日
一人っ子政策のひずみ
広州には沙面という、旧租界地がある。
現在も洋館が立ち並び、その一部はしゃれたレストラン
やバー、カフェに改装されていて、夜はライトアップが
美しく、雑然とした広州のなかでここはちょっと別世界
の雰囲気だ。
が、この沙面には別の一面もある。
ここには白人の観光客が多い。雰囲気がいいからなのかな?
と思いきや、よくよく観察すると彼らに共通する特徴が
ある。
みな、中国人の子供(または赤ん坊)を連れているのだ。
そう、沙面は中国人の子供を養子にもらいたい欧米人が
集まるメッカなのだ。
沙面の孤児院には中国政府やアメリカ大使館がサポート
している養子プロブラムがある。
公的プログラムだから怪しくない......訳はない。
ちょっと調べただけでダークな点がいっぱいだ。
中国収養中心(養子縁組センター)のHPによれば、
養子縁組の対象になる子は;
1. 父母が亡くなった子
2. 捨て子など父母が分からない子
3. 経済的原因などで子供を育てる能力のない家庭の子
ということになっている。
が、
沙面で養子縁組をした子供の実に99%は女の子なのだ。
(残り1%の男の子は何らかの障害がある子供)
つまり、貧しくてどうしても子供が育てられないから
養子に....というよりは、女の子が生まれてしまった、
あるいは障害のある男の子が生まれてしまった、という
理由で子供を養子に出す人が圧倒的であることがわかる。
また、養父母になる人は実子や他の養子がいない人
に限る、とあるが実際に沙面を歩いている人をみると
実子(と思われる白人の子)を連れている人が多い。
1男1女がいてさらに中国から
養子をもらった家庭。
欧米人の発想ってやはりアジア人
とは違います...
要するにお金さえ払えば、実際にはどうとでもなる、
ということなのであろう。
ちなみに養子縁組には費用がいくらかかるのかと
いうとこれがトリッキー。
駐中国アメリカ領事館のHPによると、ビザその他の
ドキュメント費用数百ドルについての記述しかない、
が、実際に養子縁組をした欧米人のHPなどを見ると
1万USドル程度を支払っているようだ。
これはあくまでも孤児院などへの寄付、という名目
であって、養子縁組にかかる料金ではないという
建前なのだが、(そうでないと人身売買との批判を
浴びてしまう)まあ実質的には強制的に払わされる
性格のものなのだろう。
ところで、中国では今年から子供が生まれる前に
医者が性別を両親に教えることが法律で禁止された。
言うまでもなく両親が女の子を中絶してしまうことを
防ぐためなのだが、これを利用して個人経営の医者等
が闇でお金をとって性別を教えるという商売が横行
している模様。
なかなか男の子至上主義には抜きがたいものがある。
一人っ子政策の実施は人口爆発の危険を考えると大英断
だったといえるのだが、こうしていろいろな弊害も出て
いるのだ。
”寄付金”がちゃんと孤児院などの運営費用に回って
いればいいのですが。
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2005年09月05日
年齢あてクイズ!
私が不定期に広東語を教えてもらっている
ウオルターは典型的今ドキの広州の若者だ。
彼は28歳でフリーの英語の通訳をしている。
華南圏では非常にめずらしい、国際会議の同時
通訳までこなせる高級レベルの通訳だ。
日頃欧米人と接する機会が多いせいか、本人の
もともとの資質か、物腰がスマートで話も
ユーモラス。頭の回転が速くルックスは爽やか
とイヤミなくらい欠点がない。
さて、話は変わるが中国人は出会ってすぐに
相手の歳を聞く人が多い。(理由はよく分からないが、
女性が年上のカップルはタブーなので、
間違いが起こらないように最初に確認して
おこうとするのかもしれない)
最近の若者は一応、女性に年齢を聞くのは
失礼という意識があるのだが、それでも「聞いても
いいですか?」などと遠慮しながら聞いてくる。
ちょっと遠まわしパターンとしては
干支を聞くというのもよくある。
(「日本にも干支ってあるんですか?」などと
わざとらしく聞いてみたり(笑))
もっと遠まわしなのは、まず兄弟姉妹の有無を
尋ねて、いる場合はその年齢を聞くというものだ。
なるほど、これでも大体のところは分かる。
私の場合は隠す気もその必要もないので、聞かれたら正直に
答えているのだが、ウオルターは未だに聞いて
きたことがない。そうするのがインターナショナル
マナーだと思っているのだろう。
が、そこは彼も中国人。決して聞きたくない
わけではない。
その証拠に、あの手この手で私の歳を探ろうと
してくる。年齢を探っていることを悟られ
ないように、さりげなさを装っているのだが、
バレバレ(笑)。
以下、ウオルターと私の攻防戦の一部だ。
その1 「この音楽懐かしいね」作戦
我々はいつもマクドナルドで勉強しているのだが、
店内にはよく、マイケルジャクソンやマドンナなど、
ちょっと古めの洋楽がかかっている。
「あ〜この曲懐かしいよね。流行ってたのは
僕ら中学校ぐらいの時だっけ?」
うまい。が、私の回答は;
「そうなの? 私は大学に入るまで洋楽聞く習慣が
なくて、いつ流行ってたかよく分からない」
これはウソではない。私が育ったのは関西の盆地で
NHK以外のラジオがまったく受信できず、東京の
大学に進学するまで洋楽を聴くことがほぼなかった
のだ。
その2 「インターネットカフェに行こう」作戦
「今日、アメリカ人の友達からすっごく面白い写真が
送ってきてさ。そうだ、この後隣のインターネット
カフェに行って一緒に見ようよ」
今年から、広州市政府の通達でインターネットカフェ
に入店する際には身分証を提示しなければならない
ことになった。
パスポートを出した際に「日本のパスポートって
どんなの?ちょっと見せて」と言えば一発だ。
が、私は安全のためパスポート本体は持ち歩かず、
コピーを財布に入れている。長い間使っているので、
折り目部分が擦り切れて消えてしまい、ちょうど
生年月日部分が「19××年」と、下2ケタが見えなく
なっているのだ(ワハハ)
その3 「最初に使ったパソコンは?」作戦
「僕が会社に入ったばっかりの頃(彼は大学卒業後しばらく
広州ソニーで働いていた)使ってたパソコンはソニーの
VAIO××なんだよ。NINIは?」
フン、まだ世の中にWINDOWSマシンがなかったよ(爆)
「日本のNECという会社が作ってるパソコンだった。
中国では見たことない気がするなあ」
「.....」
まったく、素直に聞けば教えてあげるのに。でも
面白いからもうちょっと黙ってよっと(笑)
女性同士でもすぐに相手の年齢を聞くのですが、
中国は社会の変化が大きくて、年代が少し違うと
考え方や道徳観が大きく変わるので、そのせいかも
知れません。
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